人事労務分野の情報機関である産労総合研究所(代表・平盛之)は、このたび「2024年度(令和6年度)新入社員のタイプ」を発表しました。
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2024年度の新入社員は「自分の未来は自分で築く!「セレクト上手な新NISAタイプ」」
今年の新入社員は、デジタルに慣れ親しんでいる一方で、対面コミュニケーションの経験に乏しく、「仲間」以外の世代との距離感に戸惑う面がある。また、タイパを重視し、唯一の正解を求める傾向が年々増している。しかし、これらは言い換えれば、目標をはっきりと見定め、集中して向かっていく熱意と、効率を重視し最適解を実行する振る舞いに長けているということでもある。
(引用:産労総合研究所 https://www.e-sanro.net/freshers/?page_id=873)
目標とする未来が定まれば、彼らは自分なりに情報を集め、「セレクト」して歩き始める。
今までにない可能性を内包したその歩みは、2024年の制度変更で選択の幅が広がった新NISAと重なる。コツコツ積み立てて業務を学んでいくのか(つみたて投資枠)、あるいはアグレッシブにチャレンジするのか(成長投資枠)。彼らの選択を尊重しつつ、いかにサポートし、導いていくかが問われていく。
今年度の新入社員のタイプはZ世代の特徴に加え、年々増えている「唯一の正解を求める傾向」が出てきました。
Z世代は「曖昧さ」にストレスを感じやすいと言われており、正解が分からない状態を苦手とします。
これは、いつでも分からない事をすぐに検索し、正解を導いてきた環境が影響していると言われています。「曖昧さ」のストレスは、正解がわからない不安下のものであり、コミュニケーションの蓄積や信頼関係が必要とされます。
Z世代とは? 改めて知りたいZ世代の特徴
Z世代の年代は諸説ありますが、大きく1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代とされています。「Z世代」の由来は「ジェネレーションX」と、〝X〟からスタートした世代の呼び名で発祥はアメリカです。「X世代」の次の世代という意味で、アルファベット順の〝X、Y、Z〟が順に名付けられており、「Y世代」、「Z世代」と続いています。日本では少子高齢化ですが「Z世代」は世界の人口25%を占めており、
生まれた時からインターネットやPC、スマホが身近にある初めての世代として、これまでの世代と社会背景や経験の違いについても注目されています。
団塊世代 しらけ世代
新人類 バブル世代 X世代
団塊ジュニア世代 就職氷河期世代 X世代
就職氷河期世代 ミレニアル世代 Y世代
ゆとり世代 さとり世代 Y世代
デジタルネイティブ世代 Z世代
α世代
Z世代の特徴は、多様性を大切にする事を早くから学んでおり、「他者は他者、自分は自分」と周りに流されずに、自分に合っている事を選択する傾向にあります。
失敗にとても敏感で、自分が属していないグループ以外では発言しにくいなど、保守的な面を持ち、効率的に成果を出す、タイムパフォーマンス=タイパを重視しています。
世の中に対しては、超高齢社会・少子化問題や年金問題を早くから知り、将来を悲観的に捉えている、堅実な世代とも言われています。ただし、自分の好きなヒトやモノ=「推し」への熱量は高く、「推し」や「体験」できることに出費を厭わないといった側面もあります。
Z世代の就職活動に効果があるものは?
デジタルネイティブ、タイパを重視すると言われるZ世代の就職活動では、短時間で企業のイメージを知る為にSNS(LINE、X、Instagram)や就活レビューから企業情報を収集する活動が目立ってきています。
就活生が企業に求める情報発信の方法では、テキストよりも画像や動画など、より視覚に訴えるものや雰囲気が伝わるものを好んでおり、PCよりスマホからの視聴が増えています。
動画の内容は、企業理念より『社員の1日の過ごし方』や『社員インタビュー』、『業務紹介』など、実際の就業場面を想像できる内容や職場環境が分かる動画が人気の様です。
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ステラスのマーケティング担当です。 懐石料理店でのホールマネージャー、国内生命保険会社での職域インストラクター・支部マネージャーを経験。人材育成に興味があります。様々な情報をお届けできます様、頑張ります!