IT導入補助金2023について

IT導入補助 2023 

弊社の中途採用管理システム JobSuiteCAREER、新卒採用管理システム JobSuiteFRESHERS
タレントマネジメントシステム JobSuiteTALENTS は『IT導入補助金の通常枠A類型』の対象サービスです。

一般的に補助金について〝申請方法がわかりにくい〟〝対象になるかわからない〟といった声がよく聞かれますが、『IT導入補助金』は採択率が70%前後と高く、利用しないのはもったいない!です。

『IT導入補助金』の申請には、〝準備〟〝申請〟〝導入後〟と3つのフローがあります。
今回は、IT導入補助金(通常枠A類型)を申請される前の〝準備〟についてまとめました。

『IT導入補助金』とは・・・?

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化や
DX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。

対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。※1
また、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も補助対象に含まれます。

補助金申請者(中小企業・小規模事業者等)は、IT導入補助金事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請することが必要となります。※1

 (引用:IT導入補助金2023 https://it-shien.smrj.go.jp/about/ 〝IT導入補助金とは〟より)

※1 複数社連携IT導入類型を除きます。     

point!…中小企業・小規模事業者向けの補助金で、HPに公開(登録)されているITツールが対象です

中小企業・小規模事業者には、学校法人や医療法人、社会福祉法人、財団法人なども含まれており、定義については業種毎に設定されています。詳細は公募要領をご覧ください。
IT導入補助金 補助対象について 

また、IT導入補助金は、業務効率化や自動化等のためのIT導入・実践をサポートするものです。
ITツールが経営課題に対して有効であること、効率化・自動化により、解決が導かれることを目的としているので、申請には〝導入の目的〟が必要となります。

補助金HPについて

下の画像は〝IT導入補助金〟というワードをGoogle検索した場合の例になります。
検索した結果がいくつか出てきます。

IT導入補助金のHPは、前期と後期と分かれて運用されており、今の時期は(後期事務局)
表示されている方が該当ページになります。

(参照 IT導入補助金2023(後期事務局)※2023年11月20日検索時点)

point!…IT導入補助金HPには前期・後期があるので注意

IT導入補助金の申請方法手順

IT導入補助金2023(後期事務局)のTOPページより、〝申請手続き・フローについて〟にすすみます。
こちらで公募要領について、ご確認いただきます。

その他、確認事項や手引き等は下記URLをご参照ください。

・IT導入補助金2023 通常枠A類型概要ページ
https://it-shien.smrj.go.jp/applicant/subsidy/normal/
・交付スケジュール
https://it-shien.smrj.go.jp/schedule/
・交付申請の手引き
https://it-shien.smrj.go.jp/download/#business
(引用 IT導入補助金2023(後期事務局)より)

申請準備 3つの工程 ① gBizIDプライムの取得

公募要領で申請条件等ご確認がすすみましたら、申請準備にはいります。

補助金の申請にはGビズIDの取得が必要です。
GビズIDとは、2020年4月から開始された法人・個人事業主向けの共通認証システムです。IDにはプライム、メンバー、エントリーと3種類のアカウントがあります。

point!…補助金申請にはgbizIDプライムのアカウントが必要となります。

GビズIDで申請できる内容例

サービス名URL利用可能なアカウント種別
IT導入補助金2023(後期事務局)https://it-shien.smrj.go.jp/プライム
共済制度オンライン手続ポータルサイトhttps://www.smrj.go.jp/contact/index.htmlプライム、メンバー
金融庁電子申請・届出システムhttps://denshi-shinsei.fsa.go.jp/プライム、メンバー、エントリー
雇用関係助成金ポータルhttps://www.esop.mhlw.go.jpプライム、メンバー
jGrants
https://www.jgrants-portal.go.jp
プライム、メンバー
社会保険手続きの電子申請https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/e-gov2.htmlプライム、メンバー

その他、食品衛生、アスベスト、農林水産省共通申請など、令和5年11月20日現在、50弱の申請が可能となっており、今後も電子申請対象が広がっていくとのことです。コロナ禍ではIDを取得する企業が想定以上に多く、取得まで時間が必要でしたが、今では改善されているとの事です。
IDは無料で作成が可能、有効期限・更新手続きは不要となっております。

GビズID アカウント作成方法動画 https://www.youtube.com/watch?v=Jkw9wWOxrn0

      アカウント作成ページ https://gbiz-id.go.jp/top/

(参照 GビズID ホームページより)

申請準備 3つの工程 ② SECURITY ACTIONの実施

 近年、サイバー攻撃や情報を抜き取る犯罪等、年々巧妙化・企業規模関係なくターゲットにされていることから、自発的なセキュリティ対策が重要視されており、IT導入補助金の申請要件の一つになっています。
セキュリティ対策〝自己宣言〟を情報セキュリティ対策支援サイトで行います。

point!…IT導入補助金の申請には、下の図のSTEP3まで行えば可能となります。
point!…セキュリティアクションのロゴのダウンロードは所定の手続きで可能です。HP等へ掲載する場合は〝認定を受けました〟〝取得しました〟との表現は不適切となるので注意してください。掲載する場合は、〝宣言しました〟との表現が適切となり、掲載可能です。

申請準備 3つの工程 ③ みらデジで経営チェック

IT化に向けた経営チェックを行い、自社の課題を確認します。チェックは無料です。
この時①で出てきたgBizIDプライムが必要となるので、お手元にご用意したほうがスムーズに進みます。
経営チェックを行う手順は、みらデジHPの〝IT導入補助金申請をお考えの方へ まずはこちらをお読みください〟から入ります。


point!…経営チェックをした後にブラウザを閉じてしまうと、チェック結果が反映されないので
マイページ下部に「みらデジ経営チェック結果」と表示されているかの確認を忘れずに!


①~③の実施が完了しましたら、次は申請方法となります。

※記載の情報は記事作成日時点での情報です。要件、スケジュールは常に最新の物をご確認ください。